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グッズ第二弾ヴィレッジヴァンガードにて販売開始 / ホラーの話

前回の記事に書いた店舗にて販売開始したようです。

お近くにお住まいの方、よろしければ行ってみてください!

現時点での販売店舗は

🐸新京極

🐸イオンモール川口前川

🐸熊本パルコ

🐸ゆめタウン呉

🐸津田沼パルコ

🐸徳島クレメントプラザ

🐸柏マルイ

🐸ラクーア

🐸イオンモール熱田

🐸ゆめタウン丸亀

🐸川越ルミネ

🐸八尾西武

🐸横浜ルミネ

です!よろしくお願いします!!

🙇

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最近ホラー映画見たりホラーゲームしたりすることが多くて思ったことがある!

導入部分に着目してみるとおもしろい!

個性の出し所ってかんじがする。

ホラーってお化け屋敷みたいにオバケやゾンビ的な存在がどこかで出てくる前提で始まるし、出方も定番化してる所があるから観客が予測できちゃったりして、どこかに新しさや意外性が無いと、耐性のある人にとってはどんどん怖く感じなくなっていくと思う。それに、オバケが出てくる前の緊張状態が一番恐怖を敏感に感じると思うから、そこをどう工夫しているかによって、恐怖の度合いがだいぶ変わる。

よく見てみると興味深い。

…話それるが、学生時代、あるコンペにアニメーションを応募して、最終選考まで残ったときのこと…。最終選考は大きい会場で、たくさんのお客さんが入っていて、豪華な審査員がいて…っていう ここまではよくある映像祭の形式なんだけれど、この映画祭は「笑い」の映像コンテスト的なやつだった。

賞の発表前に最終選考作品を一通りみたとき、自分が間違えて来てしまった、と思った。他の作品は全部、ギャグだったり何だったりとにかく客を笑わせる要素があったし、何より観客が笑いたいために会場に来ていた。映像とかどうでもいいっていうか、明らかにただただ笑いだけを待っていた。そんな中、案の定私の作品上映の時間だけは会場が静まり返り、私はすっごい申し訳ない気持ちでいっぱいになった。笑わせなくてすみませんって…。いやいや何で応募しちゃったんだ、何で最終選考通っちゃったんだ、て感じだが。

自分の本来の意図が伝わらないだけでなく、作品の中に笑いがなかった、という無駄ながっかり感を観客に感じさせたと思う。大した作品じゃないが頑張って作ったものだからちょっと悲しかった…

とにかくそのときわかったことは、観客全体が何かを待っている状態で上映するのはすごくこわいな、ということ。

ホラー映画もそうで、わざわざホラーを見に行く人は恐怖を待っているんだよね。そんな状態で上映しなきゃならないなんて、ハードル高すぎるんだよー

いくらグロく見せたところで所詮作り物じゃんっていう切り札が観客にあるし、少しでも粗が見えたら笑いに変わっちゃう恐れもあるし、制作者側になったとしたら縛りが多くてすごく難しそうなジャンルだと思う…。いや、ホラーに限らずか…

そう思うと、映画見てて恐怖とか感じること自体すごいことだと思う。ひとの感情を動かすことって本当技術のいることだと思うから、細部の工夫まで見逃さずに吸収したいとおもう。思うばっかし。

最近見たすごく好きなホラー導入を記録↓

---------------------------ここからネタバレあり---------------------------

最近見た、印象に残ってる導入は、

海外ドラマのウォーキングデッドの導入

(すごい有名なドラマらしいが、今更。)

記憶を失って目が覚めたら世界が変わっていた系のまぁまぁよくある流れの導入だけれども、時間経過の表現がおもしろかった!

主人公が銃で撃たれて気を失って、病院のベッドで目が覚めると、友人が見舞いに来て持って来たきれいなお花を見せてくる。ここのシーンは主人公目線で、スローっぽくて、現実と夢の間のようなぼんやりした感じ。それで話しかけてくれた友人に対して返事をしようとして、少し間があって、ゆっくり返事を返すと、友人の反応がない

あれっ?と気づくと目の前には誰もおらず、さっきもらったばかりと思っていたお花が色あせてひからびた状態でベッドの隣に置いてある。という部分。

寝ている時間って、自分自身ではあっという間と思うのに、目が覚めたら12時間経ってた、うそみたい、という体験て誰しもあると思う。そんな感覚をカットのつなぎ方とお花を使ってこんなに簡潔に表現できるんだ、と感動した。

あとはラストオブアスというゲームの導入

日常から非日常への移り変わり方がすごく面白い!これもゾンビ系で、パパと幼い娘の二人暮らしの風景から始まる。導入時点で操作するのは娘のサラ。

サラが夜、家でいつものように寝ていると、親戚から緊急っぽい電話がかかってきて途中で切れる、起きてパパに知らせようと部屋を出て探す、洗面所に置いてある新聞紙に謎の感染の記事を見る、その後テレビをつけると街で緊急事態が起こっているらしい様子が流れ、その直後に窓の外に見える建物が爆発し、その後隣人が窓を割って部屋に入って襲ってくる、パパと親戚と合流し車で逃げる

という大まかな流れ (記憶なので間違いあるかも)

得体の知れない何かが、電話→新聞の文字→テレビの映像→窓の外→隣人という

だんだん身近にせまってくるのがリアルでめちゃくちゃ怖い。それに、本編はパパ視点になるけど、導入は娘視点にしたことでより恐怖感が増している。夜起きたときに親がいないときの不安はすごくよくわかるから…多分こういう不安な経験って誰しもあると思うし。

あと、街中で車の事故があったり市民が襲われていたりと同時にいろんなことが起きていて自分で操作するから目撃してしまった感があるし、パニック状態の大勢の市民と一緒に逃げるところは進むべき道が一見どちらかわからないように見えるのもリアル。実際はうまく誘導されてるだけなんだけど。

ゲームとわかってはいても、リアリティをすごく感じる導入だった。ただ子供が殺されるのはやっちゃいけなかったと思うし、その後のゲームのストーリーはあまり引き込まれなかった。

以上2つ、印象に残ってる。

また良い導入見つけたら記録しますっ

ここまで見てくれたひといるのかしら。

ありがとうございます。

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